『再始の女王』
アマゾンのデータだと、
シリーズタイトル『抗いし者たちの系譜』が、
前後したり今回に至っては無かったりで、ブレてるのが気になるなー
今作は前作からのヒキである初代魔王が相手、
統一帝国の「謀略の皇帝」が主人公の物語なだけに、
今まで反乱の「芽」が相手のチマチマした戦いでしたが、
事実上初めての大規模戦闘が出てきます、が…後述
世界の成り立ちに関わった、初代魔王の登場で、世界の仕組みが明かされますが、
それすらも、
主人公ら「運命に抗いし者達」には、
己の意志を持って立ち向かうべき障害でしかない。
正直、個々の(戦闘など)場面描写は迫力不足です。
が、
登場人物の心理が上手く描かれているので、
「コレはそう言う物語なんだから」
で、今までシリーズを読んできた読者にはOKでしょう。
(戦闘シーンまともに書いたら一冊に収まらないし)
一応の決着が着いてシリーズはこれで一旦終了。
この作者が次回作でどの様に化けるか、楽しみ
にして良いんでしょうね?
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