『扉の外』
第13回電撃小説大賞「金賞」受賞作なんだが、
なんだこれ?
面白いor面白くないで言ったら、間違いなく「面白い」だろう
正確には「興味深い」
設定、主人公の立ち位置、ストーリーの流れ、あとがき
それぞれに上手さを感じる、逆に言えば、新人らしくない
おそらく相手が『ミミズクと夜の王』でなかったら、
こちらが「大賞」に選ばれていた可能性は高い。
が、オチがね。
例えるなら、
「16週なんて、もの凄く中途半端なところで打ち切られたジャンプの新連載」
ネットの評価が真っ二つと言う噂を聞いて、あえて最後に持ってきたのだが、
うわ〜評価に困る。
今回の受賞作は『ミミズクと夜の王』以外は続巻に取り掛かっているらしいが、*1
他の2作はともかく、*2
コレだけは次の巻次第で評価を決めたいから、
「早く書け!」とハッパをかけたい。
- 作者: 土橋真二郎,白身魚
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- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 文庫
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