『扉の外』


第13回電撃小説大賞「金賞」受賞作なんだが、
なんだこれ?


面白いor面白くないで言ったら、間違いなく「面白い」だろう
正確には「興味深い」


設定、主人公の立ち位置、ストーリーの流れ、あとがき
それぞれに上手さを感じる、逆に言えば、新人らしくない


おそらく相手が『ミミズクと夜の王』でなかったら、
こちらが「大賞」に選ばれていた可能性は高い。


が、オチがね。
例えるなら、
「16週なんて、もの凄く中途半端なところで打ち切られたジャンプの新連載」


ネットの評価が真っ二つと言う噂を聞いて、あえて最後に持ってきたのだが、
うわ〜評価に困る。
今回の受賞作は『ミミズクと夜の王』以外は続巻に取り掛かっているらしいが、*1
他の2作はともかく、*2
コレだけは次の巻次第で評価を決めたいから、
「早く書け!」とハッパをかけたい。


扉の外 (電撃文庫)

扉の外 (電撃文庫)

*1:こちらの情報

*2:『世界平和〜』の続きに反対なのは以前書いたとおり、『ナツキ〜』は続き書いたら普通のシリーズ物に落ち着くと思う