フィギュア化について


この記事
ライトノベル作品がフィギュア化するには2つのパターンがあるかも - 平和の温故知新@はてな
を受けて書いてます、
本来、詳しく語れるほど数持ってる訳ではないが、
コメントだと長くなりすぎるので、エントリー作成


まず、西尾作品は絵師がアレ*1なんで、フィギュア化は…


真面目な話、フィギュアの(商業メーカーの)商品化は、
ワンフェス*2での同人サークル*3の動向にもかなり影響受けます。


平和さんが例に挙げた
空の境界」は元同人のTypeMoon作品で、人気、造りやすさ共に必須アイテム*4で、
大河あたりも、
版権に理解ある*5電撃編集部*6関係なんで、
比較的チャレンジしやすく、
本文やイラスト*7でキャラ立ちしているのも好ポイントで、造りやすい。


アニメ化も重要なファクターであるけど、
まず売れる*8物が優先されます。
その点、(比較的高額な)同人で売れている実績を持つアイテムは商業化しやすいのです。


逆にアニメ化しても、版権が難しい所がアニメ製作に絡むと、
妙なメーカーが立体化権を獲得して、非常に残念なデキの商品が並んだりします。
あえて例は挙げませんが(苦笑)


追記
ハルヒバブルは一休みでしょう。
アニメの第2期の動向にもよりますが、
スケジュール的には原型が出来ていてもおかしくないんですが、
問題は、みくる以外はフィギュアとしては、あんまりバリエーションの増やし方の選択肢が多くない。
明確にキャラ分け出来そうなのは、
ジョンスミス事件の頃のロリハルヒと、消失中(後?)の表情豊かな長門あたりは出るかな?

*1:アレって何?とは聞くな(苦笑)

*2:本来反則だがコミケにもフィギュアを置いている場合も

*3:プロ原型師にも同人活動している人多数

*4:ラノベ作品の括りで考えるなら『DDD』の方が要注目、画集が出てネタは揃っているけど、(同人版が先に有った『空の境界』と違い)版権の力関係がTypeMoonと講談社で同等に近いが、講談社は版権に理解あるとは言い難い。ただし、TypeMoonコレクションなどの形なら(商業版なら)反対しにくいでしょう

*5:但しアニメ化すると電撃内部の調整で済まないので厳しくなる

*6:作家に同人活動者多数抱えて、プレゼント提出とバーターして休載調整していたりする

*7:もちろんマンガ版も含む

*8:ロット完売が期待できる