リスナー層考察

Fromさん のところに出した議題を、自分なりに考えてみる


まず、
リスナー層とは,ラジオを聞いてくれる人々の分類のひとつと定義して

具体例は?

主婦層、(事務所番等でラジオを聞ける)OL、学生(中高と大学に二分可)、
外回り営業職(含むドライバー業)、農家、個人事務所系、有線放送を流している接客業、
高齢者層、引きこもり(?)、旧ぱおーん経験者(福岡だけの限定)

誰(どの層)がどの様な時間に聞いているか?

極端な例
「(NHK以外は)学生相手の番組を平日の日中にやっても意味は無い」
「テレビのゴールデンタイム(月9とか)に主婦向けやOL向けはキツイ」
「深夜に高齢者向けも有り得ない」

どの層にどの様な番組が好まれるか?
  • 高齢者層には川柳などの文芸系や、演歌懐メロ系の音楽番組
  • OL向けにはファッションや、旅行、グルメ
  • 主婦にはグルメや(何処まで持つか?だが)韓流ネタ
  • 営業には仕事で話題づくりに使える時事問題や息抜きの音楽
  • 中高生には創作ギャグなどのネタ系やJ-pop
  • 大学生は洋楽の方が多い?
  • 競馬中継等のギャンブル系はオヤジ属(オヤジ化したOLなども含む)
放送局の持つイメージは?

AMとFMだけでもリスナー層は当然変わるし、
喋り手に国際色を打ち出しているところは、やはり違う。
NHKは基本的に別枠
ここで、リスナー層の棲み分け問題も発生する

パーソナリティの個人資質についてくるリスナー層というものも有る

兄貴系には若めの男性層、
他のメディアにも露出する様なファッションリーダー系は若い女性層
落ち着いた喋りとちらつく教養タイプは主婦層や、高齢者に強い
バカを一緒にやれる若手にはやはり学生を中心に若者が付く
公開セクハラをしてる様なベテランには「ご同輩」が付く

最大の問題。スポンサーの望む客層とリスナー層は重なるのか?

「ビール会社の番組を学生向けにしてはいけない」
「美容室のスポンサー番組を早朝5時からではCM効果が薄い」




ふう、考えるべき事はいっぱいあるなー
有る程度の年数を数えた番組は逆にリスナー層の淘汰も起きるし
棲み分けを計算に入れた上での新しい層の創造もありえる
メディアミックスも使えばもっと凝った選別も出来るだろうが、それでは間口を狭めるので危険だ(逆にスポンサーがピンポイント狙いならアリ)