マッチング考察続き

リスナー層の例を挙げたあと色々考えていたのだが、
他のcFM局を知らないので、話題をFreeWaveに絞った場合
「現状ではリスナー層を想定した番組作りは意味を成さない」
とも結論に達した。
ぶっちゃけ、そもそもの分母が小さすぎるのだ。
確かに聞いている潜在リスナーは活動的なリスナーの数倍居るだろう。
が、5時間やって一桁前半しかメッセージが来ない様な番組の潜在リスナーってどう数えるのだ?
それで営業できるのか?

であれば、コミュニケートしやすい所から狙って、まずメッセージ数確保にいくのはある意味正解。(大局的には・・)
その場合問題になるのは、メッセージを送りたいと思わせる「仕掛け」
個人的に重要な順に

  1. メッセージがある程度公平な確立で読まれる(多少の常連優遇は可)
  2. パーソナリティの顔が見える(この話題なら拾うと言う核が有る)
  3. 番組で取り上げている話題に興味が持てる
  4. リアクションが期待できる(意見の交換や、ボケ返し等)
  5. 番組内の何かへのフォロー

こうして見ると、メッセージの扱い方とパーソナリティの動きが重要に思える。

まず、メッセージをむげに扱う様な番組に出したい気持ちにはならないよな。
かと言って、ただ読むだけではダメだが。

パーソナリティが得意な事があれば、それが味になり同好の士を呼ぶし、漫然と聞いてても知的好奇心を刺激されればリスナーサイドも動きやすい。
グルメなら食べに行くとか、本なら読むしドラマなら観る。それが評価に値するモノなら感想を言いたくなる人は必ず出てくる。

それ以外でも(ニュース枠以外の)ニュースや街の話題やネタでも勝負は出来るが、分野を絞らない分採点は厳しい。逆に一家言持つ人を引っ掛ける事も有るが、その確立に頼っては厳しい


話術やネタ作りに自信があれば、(その昔の「直方PA」みたいに)ショートコントとトークだけで番組を構成する事も可能だ。
が、それだけの実力があればメジャー局に行けるし、引き抜きがある。
(現在の「直方PA」の二人がその実力に合った使い方されているかは疑問だが、それは向こうの都合)


客を選ぶ以前に自分の実力を考えて、できる事からやっていく。
総てはそこからだと思う


振り返って現在の平日ワイド番組を見ると、午後やばくない?

新編成になって大変なのはわかるが、この3日聞いた限りでは構成をこなす事に気を取られ過ぎて、大事なものを見失ってるのでは?