番組を作るうえで、見落としがちな大事な事は?

この問題において忘れてならないのは、
「自分らしさ」を求めるのは正解だが、「自分の番組らしさ」を過度に求めるのは間違い。と言う事


以前から指摘してるように(特にコミュニティーFMは)プロデューサーからかなりの裁量権を渡されると、
現場の人間は、ユルユルな感じで好きなことが出来る様で、
「自分の番組」的発想になりやすいが、
やはり、公共の電波を使い、スポンサーからお金を貰い、リスナーの支持によって番組は成立している。


当然約束事もあればフォーマットに従う必要がある。
「制限があるからこその自由」と言う言葉がある。これはこんな場合でも真実で、
「番組」は見えない参加者も含めた共同制作物なのだ、
それゆえに、
(スポンサーを兼ねるメディア系専門校の)学生だから、事情を知らない新社会人(やバイト)だから、
ではすまない領域が、厳然としてある。


それを理解し、その枠の中で何が出来るかを追求する者こそが、本物の「プロ」になると考える。(超一流なら理解した上で枠を越える)


そして、その考えに基づき「叩くべきは叩く」のも、ファンの役割だと思っている。
ファンでない普通のリスナーは、「行き過ぎた自由」に対し、不快ならただ聞かなくなるだけか、
逆に一緒に悪乗りして色んなモノを潰す結果になりかねないのだから。