ツンデレ短編


一騒ぎがすんだ頃に、席の横を通り過ぎざまに、ポトリと机の上に落とす。
「お?なんだ、お前もくれるのか?」
「勘違いしないでよね!義理よ!義理。チロルチョコよ!20円分よ!」

確かにチロルチョコサイズだが、箱入りでシンプルなリボンでラッピング。
「ふ〜ん。ま、なんにせよサンキュウ」
と、リボンをほどこうとしたら、
「なにやってんのよ!家に帰ってから開けなさい!ココで開けたらソッコー殺すわよ」
と机を叩き睨みつける。
その指には絆創膏
よく見れば少し目が赤い?
視線に気付いて
「コレはアレよ、アレ。お父様にプレゼントする分を作ったから。うん、そうよ。だから中を見て勘違いしないでよね!」
「中身?チロルのはずじゃ?」
「あーっ!もういいから食べてしまいなさい」
「お前さっき開けるなって、なに箱ごと口に押し込もうとしてやがる…」




自分で書いてて何だが、朝から妄想がダダ漏れですよ。(笑)


ファー様に提供したら
「神聖もてもて王国文化勲章」ぐらいもらえそうですよ。
その後、これを参考に
「クールでそっけないキャラがツンデレ娘を惑わすのじゃよ」
と、作戦を立てたファー様が、
学校に侵入して、警察に追われ、
オナンスキーが「また捕まりやがった」と見送るオチまでが、
デフォルトでワンセットですが(笑)