どう考えますか?


光市母子殺人事件って知ってますか?


近年酷い事件が多いので、分からない人も多いと思いますが、
山口県光市で水道局のふりをした青年が、
家にあがり込み奥さんと幼児を殺した事件です。


裁判では事実関係はほとんど焦点にならず、
当時19歳の犯人を死刑にして良いのかどうか?が主に争われ、
高裁で無期懲役でしたが、
最高裁で「死刑にしない理由が見当たらない」と差し戻しされました。


誰もが死刑が確実だと思っていた、
再びの高裁の審理には、21人もの弁護士が集まって、
驚愕の理論展開を行います、
曰わく


「服装はごっこ遊びなので計画的犯行ではない」
「優しくされたので、じゃれついて首をしめたから、殺意無し」
「母親の異変に気付いて近寄ってきた幼児をあやそうとして、誤って床に叩きつけた」
「(幼児を)飾ってあげようとヒモでチョウチョ結びしたら、絞めすぎて死なせたから、故意ではなく事故」
「母親を死後強姦したのは、蘇生の為の魔術的儀式」


21人もの弁護士が集まって中学生もビックリのとんでも話で、今までの裁判を全否定して、過失致死だと言い出しました。


当然、普通の感覚ならおかしいと考えます。*1


21人の大半が「人権屋」と呼ばれる「死刑制度反対派」で、
死刑を逃れるために何でもする作戦、*2
法廷を使った政治運動とまで言われてます。


「犯人以上に弁護士をどうにか出来ないのか?」
と不満が溜まっていた所に、
あの橋下弁護士がTVでこの事件を取り上げて
「弁護士の懲罰動議は第三者でも出来ます」と入れ知恵


さっそくネットでまとめサイト
が出来て、懲罰動議弁護士会に沢山よせられてます。


するとなぜか、
「被告が弁護を受ける権利を否定している」
と、508人もの弁護士が緊急アピールを出しました。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007061901000505.html


コレを受けてネット側は「弁護の方法論を問うているので、被告の権利を持ち出すのは論点ずらしだ!」とヒートアップしてます。


私は懲罰に値するかどうかは微妙ながら、
この弁護方法は被害者、被告、法廷の三者を侮辱するもので、
絶対に許されないと考えます。

皆さんはどう思いますか?

*1:報道ステーションでも古館さんが弁護士達にキレてた

*2:リーダー格の弁護士は以前オームの麻原の弁護で出席拒否戦術を使った人