『時砂の王』読了
完全に「小川一水」の名前買いの一冊
昨日の一風堂にも言えるけど、
名前/ブランド買いだとハードル上がるね
二択なら面白いんだよ。それは間違い無い。
でも、『復活の地』や『第六大陸』に比べたら…
「気が付いたら泣いてた」「歓声をあげそうになった」
までは行かない。
多分『時間』がテーマなんで、シンクロ*1しにくいのはあるから、
ハンデは与えるべきなんだけどね。*2
「古典SFに対するオマージュなのかな?」
みたいなシーンや構成も読み手を選ぶかも。
早川でなくて、ソノラマ文庫*3から出てたら…
いろんな意味でブランドが影を落とす「もったいない」作品だと思う。
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 文庫
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