『ミミズクと夜の王』続き


読み終わった。
有川さんの帯の
「奇をてらわないこのまっすぐさに負けました」
この推薦文は本当にこれ以上は無く、見事にこの本を表しています。
童話を読めて長文を厭わない人は絶対に読むべきです。


電撃文庫の中でも異質な表紙を与えられたこの本は、
ある点では『キノ』すらも超えるもの凄い良作。
そりゃ、大賞とらなきゃ嘘でしょう。
(追記:他の作品を読んでない時点でこの表現はどうか?とも思うが、ソレくらいの勢いという事でご勘弁を)


つーか、ハードカバーで出版した方が良かったのでは?
電撃はハードカバー持ってるんだし。




これ読んだあとに新人賞の他の作品読むのは(気持ちの切り替えなど)つらいかも。
では、ホロとシャナを読む事にしよう。
つーか、家読み(持ち歩き出来ない)用の『図書館内乱』を終わらせるのが先か。


追記。
私の携帯にもブックマークしている(=毎日読んでいる)ブログでも、
前後してこの本の感想などが上がっているようです。
参考までにLINKしておきます。
ミミズクと夜の王 - ブログというか倉庫
http://d.hatena.ne.jp/kenkaian/20070209/1171034068


追記2
コメントを受けて微修正