『図書館内乱』
読了後最初に思ったのは、本文の感想とは別に、
商売としては分かるけど「あと数冊おつきあい〜」なら文庫の方に落とし込んでくれよ。
ですね。
講○社B○Xの毎月発売の二作品に比べたらマシですが、
章立てのフォーマットが分冊でも…と思わずには、
シリーズ全部買う読者層って大半ラノベ読みのはずですし。
本文は文句なしに面白いです。
第三勢力の登場や、図書館の中立性のあり方に対する苦悩、
あのキャラの意外でありそうな無さそうな隠された立場とか
『〜戦争』では出てこなかった要素もありつつ、
主人公の成長もきちんと描いて最後に引きもチャンとあり、
次回作『図書館危機』が楽しみです。
つーか、関門海峡渡れば、もう発売されてるんだよな〜
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/09/11
- メディア: 単行本
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