『E.a.G.』
id:hobo_kingさんが推奨してたので読んだ、
悪くない、食わず嫌いでした。
教えてくれたhobo_kingさんに感謝。
しかし、彼の記事を先に読んでいるために、
どうしても意識してしまって
何度も書き直す羽目に……
ナニやってんだ俺。
世界観はサイバーパンク風、ただし、現代以上のテクノロジー抜きで*1。
ただでさえ厄介な依頼を受けているのに、
異世界知性体に体を乗っ取られた知り合いの女の子を心配して、
探索に同行したり戦ったりしてる内に、スッカリ事件の中心に居た主人公が、
友情や愛情について再認識させられる物語
と、コレでは、あらすじでは無いな。(苦笑)
今ふと思いついたんだが、コレって
思惑や必要性に駆られて多数の人物が錯綜した結果、
主人公も、色々失ったが、ぽっかりと小さな幸せを手に入れた物語
で、『ミミズクと夜の王』も一歩間違えたらこうなってたんだよな。
同じレーベルから同時に発売されたまったく方向性の違うモノなんだけど、
変な思いつきで対比しちゃったな。
- 作者: 柴村仁,也
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2007/02/10
- メディア: 文庫
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